プラップジャパンの舟橋です。6月に北海道オフィスの新設を発表しました。先日、オフィス設立のご挨拶に札幌・ニセコに出張してきましたので、今回はこちらをご報告いたします。
北海道で求められる、デジタルPRと海外向け広報のニーズ
先日、7月の頭に札幌とニセコに出張に行ってきました。これは、新設する北海道オフィスの立ち上げとクライアント様へのご挨拶を兼ねたものでした。札幌では、地元の広告代理店様や制作会社様などパートナー企業を訪問しました。北海道の官公庁系の仕事のみならず、道内企業や産業分野のPRにおける協業について話し合いました。国内向けのPRはもちろんですが、特に、海外向けのインバウンド・アウトバウンドの観光プロモーションや地域ブランディングの分野での連携が期待されます。各企業からは、多くの貴重なインサイトと提案をいただき、今後の協力関係を築くための良い機会となりました。
アジア市場の重要性と多言語化の課題
次に訪れたニセコでは、リゾート開発企業を訪問し、意見交換をさせて頂きました。ニセコは国際的なスキーリゾート地として知られていますが、夏場の閑散期におけるPRの重要性についてのお話が特に興味深かったです。これはニセコのみならず、日本全国、特に季節性の高い観光資源を持つ地方自治体共通の課題なのかと思います。
北海道全体の観光産業において、夏場の閑散期をどのように活性化するかは非常に大きな課題です。冬場は欧米やオーストラリアからの観光客で賑わいを見せていますが、通年で増加している台湾、韓国、中国からの観光客を夏場にどう取り込むかが重要となります。地理的にも近いアジア地域への対策が鍵となるでしょう。
また、観光産業が多言語化や外国人観光客向けのブランディングにおいて遅れを取っていることに気付きました。これらの点を改善することで、より多くの海外観光客を魅了できると確信しています。さらに、政府が推進するアドベンチャーツーリズムの観点から、道央だけでなく、北海道の他地域にも多くのチャンスが広がっていると思います。
北海道の新たなチャンスと未来への展望
北海道新幹線の延伸や半導体関連のプロジェクトも、北海道の地域経済に新たな機会をもたらす要素として注目されています。
北海道オフィスの設立により、私たちはこの地域の観光産業をさらに盛り上げるためのPR活動を強化していく予定です。具体的には、国内・海外に向けたSNS運用やインフルエンサー施策の展開、地域ブランドの魅力を発信するキャンペーンなど、多岐にわたるプロジェクトを計画しています。
今後も皆様のご支援とご協力を賜りながら、北海道の魅力を世界に発信していきたいと考えています。地方自治体・海外向けPRのお問い合わせはこちらからお願いいたします。