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2019/01/15

「TikTok」活用事例に見る、中国PR事情

はじめまして、プラップジャパン海外事業開発部の蒔田(まきた)です。私は、新卒でテレビ局に入社し、放送枠の管理や番組企画、海外番販、広報等に従事した後、上海での1年間の語学留学を経て、プラップジャパンに入社しました。その後、2017年からプラップチャイナの北京オフィスに駐在をしています。趣味は旅行で、連休には「景勝地でパワーチャージ」や「中国四千年の歴史を体感」と題して、中国国内各地を訪ねています。一見、広報やプロモーションとは関係のないこの趣味が、中国で仕事をする上で、役に立っていると感じることがあります。

中国は広大な国土故に、各地で習慣や、生活水準なども異なるためマーケティングが難しいといわれています。趣味を通じ、実際に足を運ぶことで、北京や上海など一線都市で暮らす人々との共通点、そして違いを肌で感じることができ、中国人のインサイトの理解や、新企画のアイディアに繋がることがあるのです。

 

さて先日、北京日本商工会議所で「中国最新メディア事情」をテーマに講演をさせていただく機会に恵まれました。広報活動を行う上で基本となる、中国のメディア基礎概況のご説明に加えて、この上半期に広報関連で話題になったこと(炎上した事例・流行しているアプリ等)について話をさせて頂きました。

その際、流行しているアプリの事例の一つとして紹介した「抖音(ドウイン)」というアプリ。こちらは最近、日本で若者を中心に流行している動画共有SNSプラットフォーム「Tik Tok」の元になったものです。元々はここ中国で生まれ、その後、日本をはじめとする世界に広まりました。

中国でも爆発的な人気が故に、アプリ側が長時間視聴しているユーザーに対して、警鐘を鳴らすこともあるほどで、この人気を活用し、数多くの企業がアプリ内に続々と公式アカウントを設け、PR活動を展開しています。

中国で、話題になった事例を一つご紹介します。中国国家博物館と抖音の特別企画なのですが、これは、5月の「国際博物館デー」に絡めたもので、博物館の文化財に、まるで息が吹き込まれたかのように、仏像などが踊ったり歌ったりする動画が公開されました。

抖音の「音楽に合わせて口パクをしたり、踊ったりする」という特性と、文化財の相性は非常に良く、公開直後から多くの若者にSNS上でシェアがなされ、拡散されました。「これまでややとっつきにくかった博物館や芸術が少し身近な存在に感じられた」などの声が寄せられるとともに、更にこのSNSでの盛り上がりをキャッチして、大手メディアがこの事例をニュース化していった事例の一つです。

プラップチャイナではいち早く最新のPR成功事例をキャッチし、中国人社員たちと共にチーム一丸となって「何が中国人の心を惹き付けたのか」を分析し、クライアントの広報活動に反映しています。

 

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