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2020/08/25

台湾のWebプラットフォームとSNS事情

プラップジャパン海外事業本部の倉本です。私は学生時代、台湾の国立政治大学(National Chengchi University)で広告学(Department of Advertising)を専攻していました。今回は私が台湾に住んで、実際に活用していた台湾のSNSについてご紹介したいと思います。

台湾SNSの頂点はFacebook

台湾でSNSといえば、なんといってもFacebookです。老若男女あらゆる世代が利用しており、アクティブユーザーは台湾全人口の約9割です。(出典:DATAREPORTAL)日本では「アカウント持っているけど、最近使っていない」という人も多くなりつつあるかもしれませんが、台湾では本当にアクティブに使われています。

 台湾におけるFacebookグループの活動も非常に活発です。私が在籍していた大学・学部のFacebookグループは、教室内の忘れ物情報から就職やインターンの募集まで、幅広い用途で活用されていました。特に就職やインターン情報は、日本のような就活サイトではなく、大学のFBグループに流れてくる情報の方が、有名企業や外資系企業の好条件の情報がアップされています。日本の就職事情からすると、不公平だという声も聞こえてきそうですが、台湾では新卒でもジョブ型採用のため、学部まで指定されていることも多いのです。そのため、どの大学のどの学部であったかということが、キャリアスタートの際には重要で、その後も出身大学・学部の先生や友人とのつながりが大きく影響します。
もちろんLINEやInstagramも、たくさんの人が利用されていますが、世代問わず使われているSNSとなるとやはりFacebookだといえるでしょう。

日本未上陸、アジア版メルカリ Shopee

日本で個人間の売り買いといえば「メルカリ」ですが、台湾ではシンガポール発のプラットフォーム「Shopee(蝦皮)」が主流です。なぜ台湾でシンガポールのShopeeが人気なのか?実際にシンガポールのseagroup(Shopeeの運営会社)でインターン経験のある友人に聞いてみました。

Shoppeeは台湾に進出した当初はFacebook、Google、Instagramで広告を流してユーザーを獲得、ユーザーが50万人を突破した時にコンビニ配送料を無料にするという戦略をとったそうです。台湾ではネットショッピングを使う3~4割の人が自宅での受け取りではなく、コンビニ受け取りを利用しています。そのためコンビニ配送料無料は多くの台湾消費者を取り込むことに成功、その結果ユーザーは2か月で100万人と倍になり、月の注文数は10倍に増えたそうです。
Shopeeは当初、メルカリと同様に個人間の取引のみを対象にしていましたが、その後個人間だけでなく、BtoC(企業対消費者)も組み込みました。これによりネットショッピングのほぼ全てを網羅したモンスターECプラットフォームとして台湾に定着したようです。

実際に私も日本に帰国前、台湾で買ったスケボーをShopeeで売ってみました。実はスケボーを売ろうと決めたのは卒業式の少し前だったので、帰国前までに買い手がつくかどきどきしていたのですが、約2週間程度で売れてとても安心しました。

台湾発の若者向け最強SNS、Dcard(ディーカード)は大学名で登録

Dcardは大学生限定のアプリで、マッチングアプリとインターネット掲示板機能を合わせたSNSです。日本の方々にとっては利用する機会がほとんどないSNSですが、台湾の大学生の間では非常に有名なSNSです。こちらは大学生限定で登録ができるアプリのため、学生証の登録が必要です。帰国した今はほとんど使ってないですが、私も学生時代に登録していました。

こちらのマッチングアプリの機能ですが、一般的なものとは少し異なっており、1日1回ランダムに送られてきたプロフィールカードを開けることができる、偶然性の高い仕様になっていて、お互いが「いいね」をしたらマッチング成功となります。このマッチングアプリの機能は主に他大学の学生との交流を目的に利用している人が多く、恋人探しというよりは友達探し寄りのマッチング機能といえます。

また、Dcardには、2ちゃんねるのような掲示板と大学ごとの掲示板が存在します。大学ごとの掲示板には日本でいう「楽単」情報なども話題にあがります。外国籍学生の立場だったので私に楽単はほとんどありませんでしたが、定期試験の傾向などを知るのに大変役立ちました。寮生活の知恵なども書きこまれており、4年間寮生活をしていた私にとっては暮らしに役立つ情報ばかりです。
DcardにはECの機能も付いているのですが、台湾では先ほど触れたShopeeをはじめ、pchomeやmomo購物などが台頭しているため、EC機能はあまり使われていない印象を受けました。

このように、台湾では日本とは異なるプラットフォームやSNSが発達しています。プラップジャパンではアジア地域における拠点やネットワークを活用し、現地PRに精通したPRコンサルタントによるPR活動を行っています。中華圏、東南アジアのPRに関する相談、疑問等ございましたら是非弊社にお問い合わせください。

 

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