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2022/01/13

グローバル大型スポーツイベントにおけるプレス対応

プラップジャパン、中国/アジア・パシフィック事業部の秋吉です。みなさんは「大規模なスポーツイベントのPR業務」と言うと、どのような仕事を思い浮かべるでしょうか。サッカーのワールドカップ、野球のWBC、世界陸上、テニスの4大オープン…。国際的に大きな注目を集めるこれらのスポーツイベントには、必然的に世界中から多くの記者が集まります。

弊社では、昨年夏の世界的大型スポーツイベントにおける特定競技における広報業務に、アジパシ部を中心とした10名規模の混成チームでパートナー企業様とともに取り組む機会がありました。
その具体的な業務は、ペン記者・カメラマンを中心としたプレス対応の一式全て。連日チームメンバーが会場に赴き、多くの場合は英語、またある時は中国語、タイ語といった多言語対応を行いながら、各国から訪れた記者の方々とのコミュニケーションに従事しました。

経験がモノを言うスポーツイベントでの広報業務
今回個人的に得た最も大きな学びは、「これは一にも二にも経験がモノを言う現場であり業務だ」という実感です。

業務開始前に覚えることがたくさんあったかと思えば、日に日に追加される新しいルールも盛りだくさん。加えて記者の方々にもそれぞれの国ならではの文化やスタイルがあり、単純な言語力に留まらない柔軟性や対応力を要求された2ヶ月間。
発表会などのイベントとでさえも勝手が異なる現場に、最初のうちは少し面食らったのを覚えています。

そのような中で、遺憾なく力を発揮していたのが弊社の「エキスパート」たちです。
数々のスポーツ現場で業務にあたってきたり、海外の大規模イベントでのプレス対応経験を持っていたりという複数のメンバーがチームの中心にいたことで、私を中心とする他の人員も素早くやり方をキャッチアップすることができ、終始大きなトラブルもなく大会を乗り切ることができました。

また比較的注目度の低い競技でありながらも、スポーツ界との強いコネクションを持つ弊社メンバーの働きかけによりスポーツ紙で大枠の記事が掲載されたり、メディアセンター内での出来事がSNSを通じて美談として世界中に発信されたりと、「顔馴染み」となったメディアとのやり取りから通常の業務の枠を超えた部分で影響力を発揮できたことも、非常に印象的な出来事でした。

多国籍対応・大規模イベント対応のエキスパートへ
マネージャーや各国の記者からも多くのお褒めの言葉をいただき(最終日、帰り際に我々の方へ無言で近寄ってきて、ホワイトボードにハートマークを書いていったイタリアの記者の方は本当に素敵でした)、社として大変貴重な経験を得られたからこそ、次にそれを活かせる場があればこれ以上のことはありません。

あれほどのビッグイベントはそう頻繁にあるものではありませんが、多国籍対応・タフな連日の現場対応といったものの知見は、必ず多くの方のお力になれるものだと考えています。
そうした中でさらに経験を積み、私のような若手も早く「エキスパート」の仲間入りを果たしたいものです。

プラップグループでは、グローバルイベントの対応やスポンサー企業の協賛PR支援についても、多くの実績を有しております。経験豊富な人材をお探しの際は、ぜひお気軽にお声がけください。

 

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