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2019/04/15

北京市内の屋外広告から感じ取る、中国市場の趨勢

プラップチャイナの舟橋です。中国に拠点を構えて長くなりますが、中国における企業の栄枯盛衰を感じさせる、驚きを感じた出来事がありましたので、ご紹介させていただきます。

まずはこの写真をご覧ください。右端にあるのは、中国のCCTV(中国中央電視台、中国のNHKのような存在です)本社ビル、その横に高くそびえ立つのは、現在建設中の「中国尊」ビル、完成すると北京で一番高いビル(528m)となるそうです。しかしながら注目いただきたいのは、そのさらに横、CHANELの広告が掲出されているビル、というよりその広告です。

実はこのビルの壁面の広告、長らくApple社の買い切りの媒体で、少なくとも5年以上(むしろ10年近く)、ずっとApple(主にiPhone)の広告が掲出されていました。ちょうど、「中国でのiPhoneの売り上げが失速し、Apple社の本社業績に影響が出ている」という報道を見た直後だったので、それをまざまざと見せつけられた感がありました。

最近、弊社でも中国の携帯電話メーカーの仕事を担当させて頂いたのですが、中国携帯電話メーカーのプレゼンスは高まる一方です。以前は、中国のホワイトカラーの携帯はiPhoneが主流でしたが、最近ではOPPOにHUAWEIにXiaomiにと、勢力図が大きく変わっていることを実感します。

PRという観点でも、タレントを起用して派手な広告やPRを打ち出す「インパクト型」、製品の特徴をカメラや機能に絞り込み、PRでもそれを強調することで抜きんでようとする「特定機能訴求型」、ファンとのコミュニケーションを大事にする「インタラクティブ型」など様々な型式がとられていますが、いずれも特徴のある広報活動を行っています。

ちなみに、中国でも屋外広告(OOH)は人気ですが、首都北京においては、景観保護及び、企業の宣伝を規制する目的から、屋外地上での広告は制限されています。その分、地下鉄などの広告や、ビル屋内のエレベーター内のモニター広告などが人気です。引き続き、タイムリーに現地状況を発信したいと思います。

 

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