PRAP PR JOURNAL

プラップPRジャーナル

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PRは「親目線」でどう変わる?パパ社員が語る生活者理解のヒント

PRAP OYA’s Eye Lab メンバー・岩坂優太に聞く

子育て経験をPR提案にどう活かすのか

企業コミュニケーションにおいて、生活者視点の理解は欠かせません。
プラップジャパンでは、その生活者理解をよりリアルに捉えるための社内横断チームがいくつかありますが、                     そのひとつとして、社内プロジェクト 「PRAP OYA’s Eye Lab」 を展開しています。

「PRAP OYA’s Eye Lab」は、子育て世代の社員が中心となり、“親の視点”から社会や生活者の価値観を捉え直す社内ラボです。
家庭や育児を通じて得られるリアルな気づきを、PRやコミュニケーション提案に活かすことを目的としています。

今回は、そのメンバーの一人であり、パパ社員として管理職も務める 岩坂優太 に話を聞きました。

「親になって見える世界」がある

—親になって、物事の見え方や仕事への向き合い方に変化はありましたか?

 

岩坂:
子どもが生まれてから、世の中の見え方が変わったと感じることが増えました。

例えば、
  ・街の設備
  ・商品の安全性
  ・メディアの情報の見え方

など、これまでとは違う視点で物事を考えるようになったんです。

そうした経験を、PRやコミュニケーションの仕事にも活かせるのではないかという思いから、「PRAP OYA’s Eye Lab」の活動に参加しています。

PRの仕事にも活きる「親目線」

—実際の業務にも、この視点は活かされていますか。

 

岩坂:
はい。実際に、提案やコンサルティングの中でも役立っています。

ある案件では、製品のターゲットが「シニア」に設定されていました。
 

製品について知っていくうちに、

「よくよく考えると、この製品って現役世代にもこの切り口ならアプローチできるんじゃないか」「現役世代に振り向いてもらうために有効なのは、彼らの子供について考えてもらうことじゃないか」という感じで、同じく小さい子どもを持つ先輩パパのメンバーとこんな会話をしたのが記憶に新しいです。

 

子どもを持つ親として、

  ・子どもがどう感じるか
  ・親がどんな点を気にするか
  ・家庭の中でどう話題になるか

 

といった視点を踏まえて議論することで、情報発信の文脈や企画のアイデアに広がりを持たせることができましたし、「親」という立場の自分がどう感じるかという視点でリアルに・自分ごと化して考えることができたと振り返っています。

「生活者のリアル」をどうPRに活かすか

—PRの仕事において、子育て経験はどのような価値を持つと思いますか。

 

岩坂:
PRの仕事は、企業の情報を社会にどう伝えるかを設計することです。

重要なのは、
「その情報を受け取ったとき、様々な立場・属性・性格・趣味嗜好などを持つ生活者がどう感じるかを、PRする企業・商品・サービスのターゲットごとに、それぞれの立場になって考えられるか」だと思います。

 

これまで、私はどうしても「私」という個人の感覚や経験から物事を考えることが多かったです。それ自体は悪くないとは思うのですが、一辺倒になるのも視野狭窄になって良くないと思っています。子を持つ親という立場になってからは、少し違った見方や角度で企画のアイデアや情報発信の方法などを自然と考えるようになったと思います。

多様な視点が、より良いコミュニケーションを生む

「PRAP OYA’s Eye Lab」は、親という視点から社会や生活者の価値観を捉え直し、PRの提案やコミュニケーション設計に活かしていく社内プロジェクトです。

子育て経験は、決して特別なものではありません。
しかし、そこから得られる生活者のリアルな視点は、企業コミュニケーションを考える上で大きなヒントになります。

プラップジャパンには、子育て経験に限らず多様な背景を持つ社員が所属し、全ての社員が自分らしく活躍できる環境があります。

こうした社員一人ひとりの経験や視点も活かしながら、
企業と社会をつなぐコミュニケーションの在り方を探求し続けています。

PR・マーケティング視点での考察

今回のインタビューから見えてくるのは、生活者理解の“解像度”の重要性です。

広報・マーケティングにおいて、「生活者視点」という言葉は頻繁に使われます。しかし実際のコミュニケーション設計では、その理解が抽象的なままになってしまうケースも少なくありません。

 

例えば、

  ・子ども向けの商品

  ・家族利用が想定されるサービス

  ・教育や安全に関わるテーマ
 

こうした領域では、生活者の判断や価値観は「個人」だけでなく、「家族」や「親」という視点で形成されることが多くあります。

今回の岩坂の話にもあったように、実際の生活体験から得られる視点は、コミュニケーション設計の質を大きく高めます。

 

たとえばPRの現場では、

  ・生活者はどこでその情報に触れるのか

  ・家庭内でどのように会話されるのか

  ・親はどのような安全性や安心感を求めるのか
 

といったリアルな視点が、メッセージ設計やコンテンツ企画に影響します。

 

PRAP OYA’s Eye Labのような取り組みは、社員の多様なライフステージの経験を、企業コミュニケーションの視点として活かす試みでもあります。

PRにおいて重要なのは、「企業が伝えたいこと」だけではなく、生活者がどう受け取るかを想像する力です。

子育てという日常の経験から得られる視点もまた、企業と社会の関係をより良くするコミュニケーションを考える上での、大切なヒントのひとつと言えるでしょう。

「PRAP OYA’s Eye Lab」とは

PRコンサルタントとして活躍しながら子育てをしている社員を組織化し、コミュニケーションサービスの側面からジェンダー平等に寄与

 

 「PRAP OYA’s Eye Lab」は、プラップジャパンの子育てをしている社員によるコンサルティングチームです。実体験にもとづく「親視点」のコンサルティングで、プレママ・プレパパ・ママ・パパ・ベビー・キッズ案件の課題解決をサポートしています。

 

その中で「家事・子育てはママの仕事/お金を稼ぐ人はパパ」、「母親らしさ/父親らしさ」といったジェンダー・ステレオタイプやジェンダー・バイアスに基づいたコミュニケーションやクリエイティブ表現になっていないか、多様な家族という観点を大切にしています。

意図せず時代にそぐわない価値観を再生産しないように、少し先の未来につながるコンテンツを創造することで、ジェンダー平等の実現に寄与したいと考えています。

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