プラップPRジャーナル
PRAP PR JOURNAL
プラップジャパンが考えるメディアプロモートの本質 ― メディア開発室 川合遼星に聞く ―

広報・PR活動において、メディアとの関係構築は欠かせない要素です。
しかし近年、多くの広報担当者から次のような声を耳にするようになりました。
・メディアリレーションをどう築けばよいかわからない
・担当者の経験に依存してしまう
・取材につながるコミュニケーションの“型”が社内にない
こうした課題を背景に、プラップジャパンでは“取材につながるコミュニケーション”を実践形式で学ぶ 新サービス「メディアプロモート演習講座」の提供を開始しました。
本サービスでは、メディアジャンルやアプローチ手法ごとに講座と演習を組み合わせ、再現性のあるメディアリレーション構築術の習得を支援します。
今回は、このサービスの開発を担当したメディア開発室 川合遼星に、開発背景や狙いについて聞きました。
—「メディアプロモート演習講座」を開発した背景を教えてください。
川合:
広報・PR担当者の方々とお話しする中で、属人化やコミュニケーション能力に左右されすぎてしまうという課題をよく聞きます。
例えば、
・ベテラン担当者は記者と関係が築けている
・でも若手担当者はどうアプローチすればよいか分からない
という状況です。
さらに最近は、広報担当者も記者も在宅環境で働くことが当たり前になり、
オフィスで隣に先輩がいて相談できる状況ではなくなっています。
以前であれば、
「この媒体の記者にはどう話すべきか」
「こういう返答でよいのか」
といったことをその場で確認できましたが、
今は担当者自身が判断しながらコミュニケーションを進める場面が増えています。
その結果、記者とのコミュニケーションの取り方も変化し、
本来伝えたいポイントがうまく伝わらないというケースも少なくありません。
実際にクライアントからも、
「○○新聞の記者にこの時間に電話したらこういう反応だったのですが、どう話すべきでしたか」
「こういう場合、どのように切り返せばよかったのでしょうか」
といった、かなり具体的な相談を受けることが増えています。
そうした個別レクチャーの機会も、ここ数年で明らかに増えてきました。
メディア環境が変化する中で、
単にリリースを送るだけでは取材につながりにくくなっています。
だからこそ、“取材につながるコミュニケーションの型”を体系的に学べる場が必要だと考え、この講座を開発しました。
—講座の特徴はどのような点でしょうか。
川合:
今回の講座は、プラップジャパンがこれまで社内で行ってきた
メディアリレーション教育プログラムをベースに設計しています。
特徴は、座学だけでなく演習形式で学ぶ点です。
例えば、
・媒体ジャンルごとのアプローチ方法
・記者とのコミュニケーションの取り方
・電話・対面・オンラインなどシーン別の対応
・取材につながるストーリー設計
などを、実際のケースを想定しながら学びます。
実務に近い形で体験することで、知識ではなく“使えるスキル”として身につけられる構成になっています。
—メディアプロモートで重要なポイントは何でしょうか。
川合:
よく「メディアに取り上げられるにはどうすればいいですか?」と聞かれるのですが、
重要なのは、メディアが取材したくなる文脈を作れているかどうかだと思います。
例えば、
・社会的なテーマとの接続
・タイミング
・記者が扱いやすいストーリー
こうした要素が整理されているかどうかで、取材機会は大きく変わります。
単に情報を届けるのではなく、メディアの視点でコミュニケーションを設計することが重要です。
メディアリレーションは“経験”から“技術”へ
今回の「メディアプロモート演習講座」は、
メディアリレーションを再現可能なスキルとして捉える必要性を伝えるものです。
これまで広報の世界では、メディア対応は
・担当者の経験
・個人的なネットワーク
・センス
に依存する部分が大きいとされてきました。
しかし現在は、
・メディア環境の変化
・情報量の増加
・記者の取材時間の減少
などの背景から、戦略的なコミュニケーション設計が求められています。
そのため広報担当者には、
・メディアの視点を理解する
・取材文脈を設計する
・適切な接点を作る
といったスキルが重要になっています。
今回の講座は、こうしたスキルを“経験”ではなく“学べる技術”として体系化した取り組みです。
メディアリレーションは、広報・PR活動の基盤となる重要な要素です。
しかし、メディアを取り巻く環境が大きく変化する今、従来の方法だけでは取材機会を生み出すことが難しくなっています。
プラップジャパンでは、今回の「メディアプロモート演習講座」を通じて、広報担当者が実践的にメディアリレーションを学び、
“取材につながるコミュニケーション”を設計できる力を支援していきます。
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