PRAP PR JOURNAL

プラップPRジャーナル

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PR会社社員が考える、2025年 流行ったPR

〜AIが当たり前になった時代に、PRはどこへ向かったのか〜

 

2025年は、PR業界において「変化」が日常となった一年でした。
AIの急速な普及、SNSを起点とした購買導線の進化、そして生活者との関係性の変化——。

今回は、プラップジャパン社員へのアンケート結果をもとに、「2025年に流行・注目されたPRの潮流」を振り返ります。

2025年、PR業界で流行・注目されたテーマと象徴的な事例

2025年のPR業界を振り返ると、テクノロジーの進化と生活者の行動変化が、テーマと事例の両面で強く結びついた一年だったことが見えてきます。

アンケートで挙がった声をもとに、流行したテーマと、それを象徴する事例をあわせて整理します。

■ AI活用/生成AI×PRの“実装フェーズ化”と「データがニュースになる」時代

2025年は、「AIを使うかどうか」ではなく、「AIを前提に、PR業務をどう設計するか」が問われた一年でした。

生成AIは、

・企画立案

・資料作成

・リサーチ

といった領域で実務に深く入り込み、PR業務の前提条件として定着しています。

 

こうした流れを象徴するのが、人流データを扱う企業のメディア露出増加です。
ハロウィンやクマ出没といった社会事象に合わせて、人の動きを可視化したデータがテレビや新聞で頻繁に取り上げられ、「データそのものがニュースになる」状況が当たり前になりました。

AIやデータを活用し、「何をどう切り取れば社会の関心とつながるのか」を設計できるかどうかが、PRの重要な価値となっています。

 

■ SNS起点の購買導線(TikTok Shop)とキャラクターコンテンツの爆発的拡散

特にToC領域では、TikTokを起点とした購買導線(TikTok Shop)が存在感を強めました。

“話題になること”と“売れること”が直結し、PRとマーケティングの境界はさらに曖昧に。
PRもまた、成果やビジネスインパクトを意識せざるを得ない時代に入っています。

この潮流を象徴するのが、身に着けられるチャーム型のキャラクターコンテンツです。
海外セレブを起点に、大人・中高生・子どもまで一気に巻き込み、世代を超えてトレンド化しました。

 

特に、

・ランダム販売

・“コンプリート欲”を刺激する設計
 

が、SNSでの拡散と購買行動を同時に生み出し、「PRが購買の起点になる」ことを明確に示した事例と言えるでしょう。

 

■ イマーシブ(没入型)イベントと「体験がメディアになる」PR

2025年は、生活者が「見る側」から「参加する側」へとシフトした一年でもありました。

 

・没入型展示

・体験型イベント

・ブランドと生活者の共創活動
 

といった取り組みが増え、体験そのものがメディアとして機能するPRが一般化しています。

 

情報を一方的に届けるのではなく、「その場に参加したくなる」「体験を誰かに話したくなる」設計が、結果的にSNSやメディアでの拡散につながる——そんなPRの形が定着しつつあります。

このように2025年は、流行したテーマと象徴的な事例が強く結びつき、PRの役割そのものがアップデートされた一年でした。

AI、SNS、データ、体験。
それらをどう組み合わせ、社会と意味のある接点をつくるかが、PRの価値としてより明確になっています。

 

2025年、「PRが変わった」と感じた点

アンケートから浮かび上がったのは、次のような変化です。

 

・AIの台頭により、何が真実で、何がフェイクかを生活者自身が判断する時代に

・ChatGPTの普及によって、アウトプットの平均値が上がり、“+α”の価値が必須に

・ToC領域では、メディア経由よりSNSで直接ファンに届けるPRが主流に

・情報は「届ける」ものから、「選ばれる」ものへ
 

PRは、量や露出だけでは成立しなくなっています。

おわりに

2025年のPRを一言で表すなら、「AIが当たり前になり、“人の編集力”が問われた一年」。

テクノロジーが進化するほど、PRはあらためて「誰が、どう語り、どう関係を築くか」という本質的な問いに立ち返っています。

では、2026年はどんなPRがトレンドになるのでしょうか。
AI前提社会の中で、より人らしい発想や判断、関係構築が価値を持つ——そんな兆しも、すでに見え始めています。

プラップジャパンはこれからも、変化の先にあるPRの可能性を探り続けながら、クライアントと社会をつなぐコミュニケーションを創造していきます。

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